梅雨に最適な１足を(和紙のくつした)

ジメジメとした湿気と気怠い暑さと闘う時期がやってきた。とにかく快適に過ごしたいと思うが、どうやっても完璧な快適さというのは手に入らないものである。ならば、せめて少しでも心地よいものを求めて衣類も選びたいと思うわけで、その中でもくつしたの「素材」にまで気にするようになれば、あなたはくつした愛好家と呼ばれてもおかしくない。

“快適な”くつしたといえば、優しく柔らかく包み込んでくれるものから、ぴったりと足の一部のようにフィットするものなど様々であるが、今の時期に知って欲しいのは、「和紙」のくつしたである。

和紙と聞くと、履いていて破けてしまわないのか、と思うかもしれないが、和紙繊維を撚り合わせて糸にしたものを原料にくつしたに編み立てているため、きちんと耐久性があるのでご安心を。

和紙のくつしたの履き心地は、サラサラとしていてベタつきが少ない。その快適さから、毎年和紙のくつしたが店頭に出ることを心待ちにしている人も多い。

見た目だけではわかりにくいが、触れてみると独特なシャリ感がある。肌に吸い付くようなマット感、でもさらっとしていて、何にも例えられない触り心地だ。
吸水速乾性にも優れており、雨の日だって足元の清涼感を感じながら過ごすことができるだろう。

今の時期に履いてみて欲しい和紙のくつした。この梅雨時期特有の不快さに悩んでいたあなたにとって、新たな発見となる１足になるかもしれない。