捨ててしまうものを楽しく使う(くつしたのはぎれ)

くつしたのつま先の近くに、縫い合わせ部分があるのがわかるだろうか。通常、くつしたをつくる時は、履き口部分から編み始め、つま先部分を最後に縫製して完成する。その縫製作業を行う時に、必ず「はぎれ」が生まれる。
輪っか状になった、カラフルなはぎれ。これは何かに使えそうだと、ナイガイがPOP UP SHOP「足ノ駅」の中でこんなワークショップを開催した。
そう、この輪っかを工夫して編み立てることで、色々な雑貨に変身させるのだ。楽しそう!
先生から作り方を教えてもらって、ちいさな手で必死に編む。
3歳の小さな指でも、1目1目を繰り返し編んでいく。無言で、ひたすら作業を続ける子ども達の後ろ姿は職人さんみたいでなんだかとても頼もしい。

そして、完成した、世界でひとつだけのバレッタ
先生はもっとすごい、こんな素敵なカバンをたった2時間で作ったんだって!
いつもは何の役にも立たずに捨てられてきたくつしたのはぎれ。今日は新しい命を吹き込まれて、みんなが嬉しそうに持って帰ってくれた。

少しだけ伸縮性もあって、子どもでも扱いやすい柔らかい輪っか。使い道はきっと無限大。あなたならどんなものを作ってみたい?

足ノ駅

ナイガイのPOP UP SHOP。
第一回は2019年12月14日(土)・15日(日)に東京都内にて出店。くつしたの販売の他に、くつしたのはぎれを使ったワークショップなどを実施し多くの人で賑わった。


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