
お台所で足を温めつづけて64年(ハマグリパイルソックス)
生まれは1955年。当時のお台所はとても寒かったと思う。今みたいに床暖房なんてないし、エアコンだってない。そんな中、お母さんたちは家族のためにご飯の支度をしていた。
しもやけもできていたかもしれない、そんなお母さんの足先を見て開発者はとにかくあったかいくつしたを作りたい、と思ったのかもしれない。
しもやけもできていたかもしれない、そんなお母さんの足先を見て開発者はとにかくあったかいくつしたを作りたい、と思ったのかもしれない。

ここまでふかふかに仕上げるのは大変。パイルを従来のものより高く編み立てる方法を探ってこの形ができた。今ある編み機では絶対に作れないこの厚み。機械を改良しなくちゃできないんだって。
歩くたびに足を包み込んでくれる、このふかふかした履き心地がクセになるんだよね。寒い季節がやってくると恋しくなるのは温かさだけじゃない。
しかも、「ハマグリパイルソックス」という名前。くつしたとハマグリ?よくよく考えると、摩訶不思議な名前。
歩くたびに足を包み込んでくれる、このふかふかした履き心地がクセになるんだよね。寒い季節がやってくると恋しくなるのは温かさだけじゃない。
しかも、「ハマグリパイルソックス」という名前。くつしたとハマグリ?よくよく考えると、摩訶不思議な名前。

履き口に施されたハマグリの形のような刺繍から付けられた名前なんだって。そっか、お母さんがハマグリのお吸い物を作りながら名付けたわけではないんだね。
形を変えずにずっとお台所に立つお母さんたちの足を温めてきたハマグリパイルソックス。今では明るくて暖かいお台所になったけど、この人肌を感じさせるようなくつしたはいつまでもお料理をする人の心を掴み続けるような気がする。
形を変えずにずっとお台所に立つお母さんたちの足を温めてきたハマグリパイルソックス。今では明るくて暖かいお台所になったけど、この人肌を感じさせるようなくつしたはいつまでもお料理をする人の心を掴み続けるような気がする。
ハマグリパイルソックス (NAIGAI TRADITIONAL)
