ふくらはぎをあたためる

前回の記事に続き、暖かく過ごせる小さなヒントをご紹介したい。忙しい朝にどんなくつしたを履こうか、無意識に手前にある1足を手に取っているかもしれない。今日一日がどんな日になるのか想像して、もし少しでも「足元が寒くなるかも」と思ったのであれば、選び方を変えてみよう。

Tip2 ふくらはぎをあたためる

社内でとった寒い日のくつした活用法に関するアンケートの回答内容を見ると、重ね履きに加え、脚(FootではなくLeg)をあたためるということを意識しているケースも。多くのスタッフがふくらはぎをどのようにカバーしているのか教えてくれた。

「単純な話ですが、毎年10月以降は“ハイソックス”を履きます」

クルー丈のくつしたからハイソックスへシフトするという方法はシンプルでわかりやすい。スーツで働く方の中にはイギリスの紳士のマナーとも言われるようにズボンの裾から肌が見えないようハイソックスを取り入れている人もいるが、それは寒さ対策としても正しい選択だな、と思う。
女性にとっては、毛混のハイソックスはコーディネートとして取り入れやすいという意見もあり、ハイソックスは老若男女誰にでも使って欲しいものである。
機能性も一緒に楽しむ

1足でもっと足元を快適にしたいと考えるならば “着圧ソックス”もハイソックスの選択肢のひとつだ。ふくらはぎを覆うことで寒さ対策になることはもちろん、ぎゅっと脚を引き締めてくれるため、移動の多い日には機能面にも助けられるだろう。

着圧ソックスはすらっとした美脚を目指す女性向けのアイテムと思われがちだが、ナイガイでは男性向けのビジネス用着圧ソックスも人気である。使ったことのある人はこの良さを知っているのだろう。
脱ぎ履きしやすさを求めるならレッグウォーマー

ふくらはぎをカバーするという目的であればハイソックスだけでなく“レッグウォーマー”も忘れてはいけない。暑く感じたらすぐに脱ぐこともできるし、ハイソックスの上から重ねて合わせることだってできる。 今回は寒さの対策アイテムとしての紹介ではあるが、クーラーの冷気が効きすぎた夏の室内や、足先に熱を籠もらせず快適に眠るためのアイテムとしても活用でき、業界内でもレッグウォーマーのファンは多い。

「僕はハイゲージのレッグウォーマーを使用しています。薄手であればボトムにも響きにくく使い勝手が良いです」

長さや厚みなどのバリエーションは多く、くつしたよりも傷みにくいため1足あれば重宝できる。(ハイソックスの足先・足底が破れたら足首部分で切り分けてレッグウォーマーとして使用するというアイディアもある!)
お好みに合わせてたくさんの種類があるのでお気に入りの1足を見つけて欲しい。

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