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レーヨンというのは、どんな繊維なんですか?
真珠のような“光沢”を持つ絹を、人工的に作り出そうとして生まれた繊維がレーヨンです。レーヨン(RAYON)とは、フランス語で「光線」という意味になります。
レーヨンは主原料である木材パルプなどを薬品で溶かしてから再生したもので、化学繊維のなかの再生繊維に分類されます。木材パルプすなわち植物の繊維が原料ですから、
・汗などの水分を良く吸う
・濡れると縮む
・シワになりやすい
等、綿に似た性質を持っています。一般に、綿よりも汗などの水分を良く吸うので、サラッとした着用感があります。
レーヨンはなぜ縮みやすいのですか?
レーヨンは、水分(汗)を良く吸い取る反面、濡れると繊維が膨れて太さが増し、その分全体の長さが縮んでしまうという性質を持っています。これを膨潤収縮といいます。
レーヨンはなぜシワになりやすいのですか?
レーヨンのスカートをはいて、イスに座っていただけで、ひどくシワがついてしまうことがあります。これは、長時間イスに座っているうちに、水分(汗)を吸収して膨潤収縮したレーヨンに、体重が重しとなってシワができてしまうのです。ですから、レーヨンのスカートをはいてイスに座り、モジモジする程、ひどいシワになってしまいます。
シワがついたら、軽く湿らせてからアイロンをかけてください。ただし、スチームアイロンを長時間使用すると、かえって縮んでしまうことがあるので注意してください。
レーヨンには、他にどんな性質がありますか?
レーヨンの魅力の一つに、優れたドレープ性があります。これは、レーヨンが化学繊維のなかで一番比重が大きいことから生まれる性質です。
ところが、ニット製品ではこの性質が逆効果になることがあります。縦糸と横糸が交差している布帛(織物)に比べ、連続したループでできているニット製品は、伸縮性に優れます。編み方によって多少の違いはありますが、レーヨンを使い伸縮性に優れた編地でできた製品は、レーヨン自体の重みで伸びやすくなってしまうのです。
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